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みなさんこんにちは!
リハビリサポートセンターです!
~運動を生活の力へ~
リハビリデイサービスでは、体操、マシントレーニング、歩行練習、立ち上がり練習など、さまざまな機能訓練が行われています。
しかし、運動の回数を増やしたり、重い負荷をかけたりすれば、必ず生活が良くなるわけではありません。
重要なのは、利用者様の身体状態や生活目標に合わせ、安全な方法で運動を行い、その成果を日常生活へつなげることです。
通所介護には、日帰りで介護や健康確認、生活機能の向上に向けた機能訓練などを提供する役割があります。訓練を施設の中だけで完結させず、自宅での移動や家事、外出へつなげる視点が欠かせません。松戸市サイト
今回は、リハビリデイサービスにおける運動・歩行・生活動作訓練の技術についてご紹介します
目次
訓練を始める前には、利用者様の表情、会話、睡眠、食事、水分、痛み、疲労などを確認します
必要に応じて、体温、血圧、脈拍などを確認し、普段と大きな違いがないかを見ます。
数値だけが正常でも、顔色が悪い、反応が鈍い、強い倦怠感がある場合は注意が必要です。
本人が「大丈夫」と話していても、無理をしている可能性があります。
前日に転倒した、薬が変わった、朝食を食べていないなどの情報が、運動中の安全へ影響することもあります。
予定されたメニューをすべて実施することより、その日の状態に合わせて調整することが大切です。
いきなり立ち上がりや負荷運動を行うのではなく、座位での足踏み、肩や足首の運動、ゆっくりとした呼吸などから始めます
準備運動には、身体を動かすことへの不安を和らげ、スタッフがその日の動きを確認する意味もあります。
左右で動きに差がある、いつもより関節が動かしにくい、呼吸が速いなどの変化が見つかることがあります。
痛みを我慢して大きく動かすのではなく、無理のない範囲で行います。
「痛いほど効いている」という考え方は危険です⚠️
表情や呼吸を確認しながら、本人が安心して取り組める動きを選びます。
椅子から立ち上がる動作には、足を引く、身体を前へ傾ける、足へ体重を移す、膝と股関節を伸ばすという複数の動きがあります
立てないからといって、脚の筋力だけが原因とは限りません。
椅子が低過ぎる、足の位置が前過ぎる、身体を前へ動かすことが怖いなど、さまざまな理由があります。
スタッフがすぐに腕を引いて立たせてしまうと、本人が持っている力を使う機会を減らすことがあります。
椅子の高さや足の位置を調整し、必要な部分だけを支援します。
自分でできた感覚を積み重ねることが、生活上の自信にもつながります
脚を伸ばす運動、膝を上げる運動、かかとを上げる運動などには、それぞれ異なる目的があります
歩行時に足が上がりにくい方、立位が安定しない方、立ち上がりが難しい方では、重点的に行う運動も変わります。
回数だけを増やすのではなく、姿勢と動きの質を確認します。
反動を使う、息を止める、身体が大きく傾くといった状態では、本来の目的とは違う部分へ負担がかかる可能性があります。
負荷が軽くても、正しい姿勢でゆっくり動かすことで、本人が動きを意識しやすくなります。
運動後の痛みや疲労が長く残っていないかも確認します。
リハビリデイサービスでは、専用の運動機器を使用することがあります⚙️
機器を安全に使うためには、座席位置、背もたれ、足の位置、負荷などを利用者様に合わせて設定します。
前回と同じ設定であっても、その日の体調や衣服によって姿勢が変わる場合があります。
開始前に固定部分や可動部分を確認し、手足を挟む危険がないかを見ます。
スタッフが離れた状態で無理に続けないよう、停止方法も説明します。
重い負荷を動かすことを競うのではなく、本人の目的に合った範囲で安全に行うことが重要です。
歩くためには筋力だけでなく、身体の傾きを感じ、姿勢を立て直す能力が必要です。
立位で左右へ体重を移す、手を伸ばして物へ触れる、方向を変えるなど、日常生活に近い動きを練習します
バランス訓練では、ふらつきが起こる可能性を前提に、安全な環境を整えます。
すぐにつかまれる手すり、介助者の位置、床の状態、周囲の障害物などを確認します。
不安定な用具を使うこと自体が目的ではありません。
本人が生活で必要とする範囲を考え、転倒の危険を高めない方法を選びます。
歩行を見る際には、歩幅や足の上がり方だけでなく、視線、腕の動き、身体の傾き、方向転換、疲労なども確認します
平らな直線だけを歩けても、自宅では曲がり角や狭い場所があります。
人を避ける、ドアを開ける、荷物を持つといった動作も必要です。
まず安全な環境で基本的な歩行を確認し、状態に応じて方向転換や障害物への対応を練習します。
歩行器や杖を使っている場合は、高さや先端部の状態も確認します。
道具が本人の身体に合っていないと、かえって姿勢が崩れる可能性があります。
歩行中の方向転換では、足を交差させる、身体だけを急にひねるなどの動きによって、バランスを崩すことがあります。
狭いトイレや自宅の廊下では、方向転換を行う機会が多くあります
小さな歩幅で複数回に分けて向きを変える、手すりを使う、十分に立ち止まってから動くなど、安全な方法を練習します。
「早く向きを変える」ことではなく、「安定して向きを変える」ことが大切です。
本人が急ぐ癖を持っている場合は、声かけによって一動作ずつ確認します。
玄関、勝手口、浴室、歩道など、生活の中にはさまざまな段差があります。
段差訓練では、足を高く上げる力だけでなく、支持する脚の安定性、手すりの位置、足を置く場所などを確認します
施設の訓練用段差と自宅の段差では、高さや幅が異なる場合があります。
自宅環境の情報を確認し、できるだけ実際の状況をイメージして行います。
杖を使用する場合は、杖と足を動かす順番を繰り返し練習します。
ただし、本人の状態によっては段差を避ける環境整備の方が安全な場合もあります。
訓練だけで解決しようとせず、福祉用具や手すりも検討します。
タオルをたたむ、洗濯物を干す、棚から物を取る、荷物を運ぶといった生活動作も、機能訓練になります
利用者様にとってなじみのある動作は、運動だけを繰り返すより目的を理解しやすい場合があります。
たとえば、立ったまま洗濯物をたたく動作では、立位保持、重心移動、手の操作などを同時に使います。
料理動作では、立位、移動、道具操作、手順の確認などが必要です。
ただし、できることを単なる作業として任せるのではなく、本人の目標と安全性を考えて実施します。
日常生活では、歩きながら会話する、荷物を持ちながら移動するなど、複数のことを同時に行います。
身体を動かすことへ注意を集中すれば安全でも、会話や周囲の音へ意識が向くと、歩行が不安定になる方もいます
状態に応じて、簡単な会話をしながら歩く、物を運びながら移動するなどの練習を行います。
ただし、難易度を急に上げると転倒につながるため、必ず安全を確保します。
本人が混乱した場合は、一つの動作へ戻します。
できないことを無理に続けるのではなく、どの条件で不安定になるのかを見つけることが重要です。
高齢者の運動では、休まず続けることが良いとは限りません。
疲労によって足が上がらなくなったり、注意力が低下したりすると、転倒しやすくなります☕
運動中の呼吸、発汗、顔色、会話の様子を確認し、適切なタイミングで休憩します。
本人が疲れを言い出しにくい場合もあるため、スタッフから声をかけます。
休憩後にどの程度回復するのかを見ることも、生活上の活動量を考える情報になります。
週に数回施設で運動するだけでなく、自宅で安全に続けられる動きを提案することもあります
椅子に座った足踏み、食事前後の立ち上がり、廊下を使った歩行など、生活の中へ取り入れやすい内容を考えます。
複雑な運動や回数の多いメニューは、続かない場合があります。
本人が覚えやすく、家族が見守りやすい方法を選びます。
痛みや体調不良があるときは中止するなど、注意点も分かりやすく説明します。
リハビリデイサービスの運動技術は、機器を使って筋力を鍛えることだけではありません。
運動前に体調を確認し、準備運動、立ち上がり、筋力、バランス、歩行、方向転換、段差などを段階的に行います。
一つひとつの動きを、トイレ、入浴、買い物、家事、外出といった生活場面へ結び付けます。
負荷や回数を増やすことより、正しい姿勢で安全に継続できることが重要です。
休憩や環境調整も含め、その日の状態に合った訓練を選びます。
施設内でできた動きを、自宅で実際に使える力へ変えていく。
その運動指導と生活動作訓練の技術が、利用者様の自立した暮らしを支えているのです♀️✨